ジャッジ事故回数グランプリ
はじめての大会、自分の競技はもちろんの事、ジャッジやWCA規則の事が心配で心配で夜は眠れるけど朝起きれない方って居ると思います。
そんな方には「こうすると良い」より「こうすると失敗する」という情報の方が大切だという事に、私は気が付きました。
ので、
WCA規則にはない、競技中、ジャッジ、スクランブラの以外な難所、実際に行って怒られるまでそんなの知るかーという盲点やただの凡ミスなどを紹介いたします。
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DNF(Did not Finish,未完成)と
DNS(Did not Start,棄権)が文中に出没します。覚えましょう。
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第10位 競技者との雑談(どうでもいい)
ジャッジになると競技者の方が有名な方だったりTwitterで知ってる方だったりしてテンション上がって話しかけまくったりしてしまいます。試技前にごめんなさい(反省感0)
9位 試技開始の確認
確か以前は「インスペクションは15秒です。準備は宜しいですか?」
という確認が推奨されていたので自分も毎回それを言ってましたが、いつのまにか規則が更新されたのか
日本人なら「準備よろしいですか?」
外国の方なら「Ready?」
等で良いらしく、結構はずかしい。
でも初参加の方にはちゃんと15秒と伝えたほうがいいですよね。
開き直ってるわけじゃなく。
8位 FMCで間に合わない時
FMC(最小手数競技)に競技者として参加し、58分くらいでもう間に合わないと確信したら
(;ω;)ぬ゛う゛ん゛とか言ってないで白紙提出かDNFとか書いておくと運営さんは有難いみたいです。(まず失敗するな)
7位 名前呼ぶ時の声が小さい
部活にでも入れ(オタサー除外)
6位 タイマー止めたあとにキューブさわる
「これは規則で読んだし絶対大丈夫」と思いがちです。現にそう思ってました。
基本的にDNFだろうがDNSだろうが用紙にサインするまでは触れられません。
しかし、BLD(目隠し競技)でありがちなDNFのショックで「あ~」とか言いながら無意識に持ってしまう事が多いみたいです。
似たような事で、私はやった事がありませんが
タイマー止めたら壊滅的な遅さだった時、反射的にリセットボタン押してしまうなんて事もありますね…
基本的に失敗する時というのは、後悔で憂鬱な時なので気を付けましょう。
鬱が悪化します。
5位 タイムの数字が汚い
競技者の方に何度か訂正されてしまいました。
正確には西洋数字の壱を書く時、
「1」は「7」と間違えてしまうので、
「|」ですね。
「9」と「6」も「0」に似てるので丁寧に。
(自分以外にこんなので指摘された人いるか)
数字に限らず、「待たせてはいけない」と思ってせかせかとやった事は大体失敗に終わります。
4位 試技後、自分のサインの書き忘れ
自分がタイムを書いて、相手にペンを渡して、相手のサインを書いて頂きましたら競技者の方は帰しても大丈夫。
ここでつられて私も一緒に帰…
りました。
サインしてないです。
タイムも消してないです。
あとで呼ばれました。
3位 スクランブラの練習不足
スクランブラはある日突然やってきます。
本格的にキューブを始めた頃、私は2回目の大会でスクランブラになりました。
あまりに突然すぎて3*3*3一つのスクランブルに1分ほどかかり、
それどころか3つに1つくらい間違えて1からやり直しになりました。
その後ブラックリストか何かに登録されたのかスクランブラの仕事が回ってくる事は二度とありませんでした(※嘘)
スクランブラとして回転記号D,B,L系を最低でも1秒で判断できる程度になれば十分です。
余談ですが、4*4、5*5、クロック、ピラミンクス、スキューブ…など
解けなくてもスクランブルさえできれば、
人員不足の大きな大会で役立つかもしれません。
2位 競技者の漢字が読めない
正直これが1位でも良い程。
競技者には名前とは別に番号が振ってあり、「○○番の▲さーん」という声がよく聞かれると思います。
でも、名前が読めないのに気づかずに、
「○○番のー…」まで言って止まったら、第三者からしてみれば番号で呼んでるみたいで失礼に聞こえますね。
これは、キューブと用紙を受け取ったらすぐ名前が読めるか確認して、わからなければ周囲の人に聞くべきです。
…しかし!
最近は名前がローマ字表記になってあまり気にする必要がなくなりました!感謝。
でもこれは特にタイムに影響するわけでもないので2位です。
じゃあ一位はなんだというと、
1位 タ イ マ ー 起 動 し て な い
とにかくタイマーが起動してない。
ジャッジも競技者も見る人もタイマーも(´・ω・`)ってなります。
そんな(´・ω・`)の原因は1つしかない!
・10分経過した
・前の競技者が癖で消した
・POWERとRESETボタンまちがえた
・電 池 切 れ
たったこの1…4つ。
先にも書きましたが「待たせてはいけない」と思った時ほどミスをします。
ほんの10秒くらい、これのチェックで長くなっただけで怒り出すような競技者はいません。
タイマー、ディスプレイ、ストップウォッチ、問題なし、と3つしっかり確認してから、「よろしいですか?」と言うのです…が、以外と難しい事です。
一日に何十回もジャッジをしていたら忘れてしまいますね。
このミスを同競技者に2回やってしまえば、その競技者の決勝進出などに関わるアベレージ(平均記録)はDNFになってしまいます。
運よく競技者側が気づいてタイムを消し、DNFを避けられる事もありますが、
多くの競技者は緊張とインスペクションで覚えた事だけで頭が爆発してます。
このミスは競技者ではなくジャッジの責任だという事をしっかり認識していれば、この史上最強の凡ミスはなくなります。
と、なんだか堅苦しくなってしまいましたが、これで私が経験した事は全てのはず…
長々と書きましたが自分自身完璧にできている訳ではないので、怒られたら怒られたでまた気楽に大会いきましょう。
これからまた失敗があれば追加で更新します更新したくない